おばあちゃんと孫
今日 遅く帰宅したら 娘同士で電話をしていた 洗濯機の水が出ない? らしい 電話を替わって 「蛇口をひねったら」と言ったら 「水が出た」と・・・ 大丈夫かな???? そのあとばあさんと孫が電話をしてた 心配で心配でたまらないばあさん 寂しくてたまらないのもホント でも 「電話で声を聞いたら、あの子が寂しくなるよ」とやっぱり孫の心配してる 昼間はもうだれも居なくなる がらんとした家の中で ポツンとひとりお昼ご飯を食べているばあさん 寂しくなったね 私達の子供を育ててくれたのはこのばあさんだ トイレの神様の歌詞がそのまま重なってしまう 娘達が学校から帰るのをいつも迎えてくれた 保育園の頃は 自転車で後ろに乗せて 小学校の頃は 変えるとばあさんが「おかえり」と言ってくれた 中学校になって無口になった 言わなくてもいいようなことを言ってた孫 高校になると 暗くなって帰るのを心配してたばあさん なかなか帰ってこない孫を 寒い中 何度も外に出て帰ってくるのを待っていた 大学生活の4年 ばあさんは4年後 健康な体でいられるのだろうか いつか その日はやってくる もう そのときに 「ただいま」って言ったって 「あかえり」って 返ってこないんだよ ときどき こうして 電話でいいから 話が出来ると いいね 旅立ちの日 「孫とともに」 11601